編み込む日常

30代半ばでシングルマザーになりました

暮らし

家庭内ヒエラルキーについて

元夫はこの国でかなりヒエラルキーのトップにいたのでは?と思った。 大卒、ヘテロ、自国籍、高身長、高収入、20代。 いや、そんなことはわかっていたはずだけど、私と元夫との間にある不公平感は、「働いている人」と「専業主婦」という構造からくるのだと…

子育てには若いパパの力が必要か?

「子どもは若いうちがいい。男性の妊活に年齢的制限はないけれど、体力があるうちの方が絶対にいい」という意見を見てもやもやしている。 娘が一歳の時に別居して、結婚中も元夫は非協力的だったことから、娘が生まれてからほとんどずっとワンオペだった。結…

蜂が入って来たことや家で過ごすことなど。

ベランダがしっかり菜園になった。朝起きてカーテンを開けてベランダを見ると、昨日と違う様子が目に入るので、つい、ずっと眺めてしまう。 窓を開けて膨らんで来たトマトを眺めていたら、バチバチと嫌な音がする。 いつの間にか部屋に入った蜂が窓に当たっ…

どう転んでも痛いなら、好きに転ばせて欲しい。

手を引かれて、導かれて、巻き込まれるように転ぶと人のせいにしたくなるのよ。 もしかしたら足を擦り剥かずにすむかもしれないけど、 それでも危ない思いをしたことを人のせいにしたくなるのよ。 1人で歩いていて転んだら、恥ずかしくて痛くて、なんか笑っ…

元夫と、娘と、私の今の関係。脳内裁ちばさみの話。

離婚をして元家族の中では一番幸せな人間となった私だけれど、そこにある2つの条件を守ることがその幸せをキープしている。 二つの条件とは、 一つ目は、好きな人(娘)と一緒にいることができることで、二つ目は、好きじゃない人(元夫)と関わらなくてい…

ゴミ屋敷と魔女の宅急便

ゴミ屋敷と言われる部屋が片付けられていく動画を見るのが好きだ。 先日見た動画では、飲みかけの同じ銘柄の缶ビールが部屋の半分を占めていた。 積み上がる空き缶というだけでも圧巻なのに、それは殆どが、ビールが少し残った状態らしい。 その状態にますま…

あの頃も今も同じことをしている。

離婚を経て生活は随分と変わったし、日常を覆う気分は180度違うものになった。 でも細かいことを見てみるとやっていることは大して変わっていない。 例えば植物を育てること。 結婚していた頃、高層マンションの狭いベランダは夏になると向日葵だらけになっ…

インターネットの芳しい森の中。

ここのところいつも仕事のために本を読んでばかりで、関連のないものを読んでいなかったことに気がついた。知識を与えてくれる本は刺激的で、ひとつ読み終えると次につながる欲しい本が自然と目の前に現れる。いや、Amazonがお勧めするか、ツイッターでフォ…

0620_暮らしをカスタマイズする。用意されたものは強制の空気を醸し出す。

本格的に暑くなる前に、私も娘も大好きなベランダで朝食をとる。素敵なバルコニーではなく、よくある賃貸マンションの狭いベランダで、床はグレーのゴム製、排水溝は剥き出し、エアコンの室外機が大きな顔をして並んでいる。室外機の上にはジョウロや雑巾を…