離婚して一番幸せになったのは私。
シャワーを浴びているときにふと気がついたのだけど、元家族(私、元夫、娘)の中で、離婚したことで一番幸せになったのは私だ。
苦手な人(元夫)とこれ以上関わる努力をしなくてよく、
大好きな人(娘)のそばにいることができる。
私の知る限りでは、元夫は娘のことを彼なりに大切にしていたと思うので、いつも会えなくなるのは望んだことではないはず。
娘は父親が好きなので、一緒に住めず、会いたいときに会うことができず、我慢を強いられている。
私だけが、会いたくない人と会わず、会いたい人と会える状況になっている。
私が一番幸せだ。
離婚にまつわる流れで辛いことが多かったから気がつかなかった。
ひとり親としていつも戦闘態勢でいたから気がつくことができなかったのか。
ゴタゴタも気持ちも落ち着いた今になって、やっと気がつくことができた。
元夫は自分で決めたことだから幸せ度としては次点か。
やはり子どもが一番の犠牲者であるということは否めない。
私の幸せのために、子どもを犠牲にしているという事実はどうしたって拭えない。
大好きな娘を犠牲にしてまで自分が幸せになろうと行動したのだから、せめて、いつも朗らかに、機嫌の良い母親でいたいと思う。いや、いる。それが使命で絶対で必要。
彼女の会いたい人(元夫)と常にいられるように結婚を続けていたら、仮面家族という偽装した人間関係のなかで暮らす環境を与え続けることになる。
それよりは、いくらか今の方がマシだろう。