編み込む日常

30代半ばでシングルマザーになりました

壊れた乾燥機や「今日はどうだった?」の効果など

乾燥機が調子が悪い。
7年目になるドラム式洗濯機は、長い間ゴーゴーと音を立てて勢いよく乾燥をしようとしたあげく、しまいにはアラームを鳴らしてギブアップするようになってしまった。
もう無理ー!と悲鳴をあげているようなアラーム。
ここのところ毎日悲鳴をあげているのに、今日は量が少ないから行けるかな?と働かせている。
ごめんね乾燥機。
修理依頼が億劫で・・面倒くさがりな持ち主で。
いや、本格的に壊れてしまう前に診てもらわないといけない。
これからの梅雨の時期このままでは困る。
型番調べるのが面倒だな。洗濯機の上の棚をずらさないといけないの億劫だな。
いやいや。

 

昼間は仕事の合間にタネを植えたら生えすぎたトマトの植え替えをする。
虫は好きではないけれど、土を触っていると気持ちがいい。
何より成長する植物は見ていて飽きない。
いつの間にかトマトは茎が太くなり、蕾のようなものをつけている。
葉を触るとトマトの青い香りが手に残る。
濃い緑色の葉は土の水分がなくなるとハリを失って縮むことをはじめて知った。

 

夕方、学童に娘を迎えに行くと、学童を出るやいなやさっそく学校で起きた友達とのトラブルを話しだす。
よほど不満がたまっているらしい。
帰宅後お気に入りのアニメを見てしばらく忘れていたらしいけど、食事中に「今日はどうだった?」と聞くとまた別の不満が出てきた。
どうやらこちらの方がメインらしい。
傷ついた表情でショックだったことを話す。

 

幼稚園の頃はなかったような友達同士のトラブルが小学校になると増えてきた。
これも成長のうちかと思うも気がかりだ。
娘は気が強いけど、繊細。
一言多いけど、打たれ弱い
お互い様なところも多いのだろう。

 

それにしても「今日はどうだった?」という定型文は意外に効力があり驚く。
「楽しかった?」とか「休み時間は何して過ごしたの?」という質問には、「楽しかったよ」や「わすれたー」としか返事がされないことが多い。
具体的に聞いた方が話しやすいかなと思っていたがそうでもないらしい。
先ほどの話は聞くと大きな出来事だったようだけれど、「どうだった?」と聞くまで出てこなかった話だ。
聞いたところで私は何か行動を起こすわけではないけれど、あなたの味方だということを伝えることができる。
人に話してスッキリするということも少しはあるだろうし、溜め込むよりは吐き出した方がラクだろう。
それに私はあなたに興味があると伝えたい。
鬱陶しいと思われてもいいのだ。
興味を持たれていないことが一番悲しいから。

明日も学校から帰ったら「今日はどうだった?」と聞こう。